ありがとう(感謝)DAY

 

今日はラジオ局バイトからの喫茶店バイトの日だった。

 

昨日買った赤いダッフルコートを着てしましま模様の長いマフラーを巻いた。正直かわいかったと思う。自信あり。

 

赤いコートとしましま模様の長いマフラー

ラジオ局バイトはいつも通りであった。昨日のコーヒーのお返し(?)でシュトーレン一切れをもらった。シュトーレンをくれたIさんはこのご時世もあってか、かなり手作りじゃなくて既製品だからということを強調する。でも手作りでも途中で火を通すし、既製品でも大きなシュトーレンから切り出したら手に触れるんだしそこまで変わらないのでは。どっちでも私は食べるが。

ラジオ局バイトを卒業する頃になったら番組で話さない?と誘ってもらえたが、私が?!

何を話したらいいんだろうね。天気とかかな・・・、というのは冗談で大学生活や就職活動について話してほしいらしい。貴重な経験だ。私は小学生の頃音読が上手かったので将来の夢がアナウンサーだったことがある。ガチの夢ではなかったけどちょっと叶うというのだから嬉しい。私にお喋りがいけそうと思ってもらえてるっぽいのもうれしい。何にも面白いこと話したことないけど。

うまくいってもいかなくても録音して永久保存したい。

 

茶店バイトはもうお正月モードがほとんど終了した雰囲気であった。お客さんの顔ぶれも平日のメンバーって感じだった。知らないお客さんも全然いたけど。

小さな女の子に丁寧に接客したら「かわいい人~~~~~」って言われたんだけど、私が?!・・・ありがとうね。私は赤ちゃんと目が合ったらウインクする派。

香水BOY(バイト先の同い年の子)がコーヒーを淹れているところを眺めていたら彼の手元が狂いまくってかなり粉をこぼしまくっていた。人に見られるとなんか調子狂うのは分かる。多分私が見ていたせいで起こったことなのでなんか申し訳なくて粉は私が片付けた。

忙しくもなくそこまで暇でもない、いい日だった。ずっとこうやって働いて暮らせたらな~と思う。

 

今日は早番だったので三時半頃に退勤できた。念のためにオフハウスに行っておくことにした。

年末年始に店内の床にワックスをかけたのか、床がかなりスベスベであった。学校のワックスがけを思い出した。少し滑るように歩いてみた。

店内を物色し、いいなと思うものを数点手に持ってフラフラしていたら見覚えのある顔が目に入った。前まで一緒に喫茶店で働いていたYさん(60歳くらいの女性)だった。見た目に少し変化はあったけれどきっとそうだという確信が持てたので、すぐに声をかけた。本当に久々に会った。私の進路やお互いの近況についてお喋りした。

最後に喫茶店のみんなによろしくね~と言われて解散した。その後また店内で会ったのだが、手に持っていたネックレス二つを就職祝いだから!と言って買ってくれた。優しすぎて「なんでこんなに優しいんですか~~~」と気づいたら口走っていた。もう会うことはないかもしれないけど、買ってもらったネックレスを見るたびにYさんのことを思い出すだろう。喫茶店バイトの日々も思い出すと思う。ずっと大事にしよう。

Yさんからの就職祝い(お喋り中にこの二つのネックレスを見たYさんはなんか両方とも
似てるねと言っていた。あと安いねとも言っていた。私はその後の事態を全く予測できず、なんか興味示してるじゃん~としか思っていなかった。)

他には、小学校の図工室に飾ってある絵の中で最もお気に入りだったマリー・ローランサンの接吻がプリントされている丈夫な紙、Grover Washington, Jr. のCOME MORNINGのレコードを買った。

接吻

なんか皆さん優しくしてくれてありがとうと思った一日であった。私から投げキッスを贈りたい。