トロピカル13

好きな先輩に嫌われる夢を見たが、既読無視されていたときよりは悲しくなかった。

起きてから、昨日買ったパンとお菓子と、職場でもらったお菓子を食べながらコーヒーを飲んだ。

 

初めて来る皮膚科で悩みを聞いてもらう。いつもと違う薬局でいつもの薬をもらう予定。

 

2時間も前に皮膚科の受付を終えたが、まだ名前を呼ばれていない。

だから本を読んでいる。春だからか、いつもはしないことをしようという気分かもしれない。

読書の習慣はないが文字を読むのは好きな気がしている。何かを知るのは楽しいし。文字を読むのより知るのが好きなのかもしれない。みんなそうかもしれないけど…。

ちなみに、中学か高校の頃買った本を今読んでいる。読み終えたことはまだない。短編集で、当時は1番初めに収録されている作品が好きだった。今も好きだと思う。共鳴する部分があったが、そのような感じも年々減っているような気がする。

でもまだ人から見たらそういう、わがままで自己中なのに男女交際とかそういうのに対する潔癖さはある…中学生みたいな(飛ばして読んだ後書きでこういう言い方がされていて、認めたくないけど事実だなと思った)ところは全然あると思う。

 

とにかく、長い間を空けてまた続きを読み始めたところだが、さっき読んだのがよかった。というのも内容が私の最近の経験を強く呼び起こすものであったからである。私は変わっていないような気がするが確実に思い出は増えているし、思い出が増えるといろんな気持ちが本当のことになって(人から〇〇だったから□□な気持ちになった。と聞いてもそうなんだ…と思っておしまいなことが割とあるけど思い出が増えると少し気持ちが分かるようになる)切実になる気がする。

前も言ったけど王家衛も「人が生きていくうえでの最大の報酬は思い出が増えていくこと」みたいに言っていたらしいし、人生ってそれしかないのかもしれない。でもそれしかないからと言ってつまらなくは思っていないし、一番これが楽しくて胸を打つのだと思います。

 

本読むと気が大きくなって文章がちょっとかしこまるの恥ずかしい